光永康則『アヴァルト』3巻感想。アヴァルトに襲われたり、カエル剣士・ネッドの本体であるロイドの宇宙船が攻撃を受けたりと危機的状況からなんとか脱し、目的地である地下迷宮にたどり着いたネッド、タギ、シノアの一行。今巻のお話は地下ダンジョンの冒険がメインに。

地下ダンジョン

シノア復活

目的地であった地下ダンジョンにたどり着いた一行。しかしリザードマンの群れに急襲を受け、アヴァルトとの戦いで手足が切断されていたシノアは更に深手を受け絶体絶命のピンチに。タギと共に逃げ込んだ先には泉があり、そこに浸かると欠損していた体の部位が再生し、シノア本来の体が復活。首だけの状態だったのに体の再生とともに服まで復元。

軍曹

リザードマンを退治しダンジョンを探索していると杭で壁に突き刺されている女性を発見。泉で蘇生させてみると、彼女はダンジョンのチュートリアルモードを担っているキャラクターだった。軍曹とあだ名され軍服に巨乳とセクシーすぎるな。
ここらへんからかなりゲームっぽい感じで、タギはアカウトと登録しレベル1の見習い剣士としてゲームに参加。

ミノタウロス

ステージボスのミノタウロス。ネッドがログアウトしている内にタギはピンチに。しかし内臓破裂で絶命寸前ながらも立ち上がりミノタウロスに立ち向かう。普通ではありえないことに驚くネッド。アヴァルトが忌み嫌うアヴァルトと同じ髪の色をした少年にも何かあるのだろうか?

タギのお母さん?

ママン

タギの母を殺し、同じ神であったシノアをその座から追放したアヴァルトのマーシュに仕えているイライサ。このシーンだけちょろっと出てきただけなので彼女が何者かは分からないですが、その容姿はタギの母にそっくり。

立ち上がるタギ

タギの母はその髪の色がアヴァルト同じであるという理由だけで理不尽にもマーシュに両断され殺させてしまった。彼女の死体はスパゲッティやタギを守って死んだおじさんと一緒に忽然と消えてしまったが、ネッドの調べではこの世界で死んだものはナノマシンにより分子レベルに分解されると判明している。ならば別人として再構成されたのだろうか?今後タギに関わってくるのかもしれない。

コウサ達は大陸を目指し船出

火景

日本の戦国時代のようなところで冒険するアバターのコウサと、合戦を前にうどん(スパゲッティの和風版モンスター)によって敵味方もろとも滅ぼされてしまった武川家の嫡子・武川祀たちは祀の影武者であるくノ一・火景を仲間に加え大陸を目指し船出。
しかし異様に船の速度が速かったために天晴徒(あばると)に目をつけられ空からサメの攻撃を受けピンチに。天晴徒との直接対決に武川から手に入れた宝刀・神狩を持ち出すコウサ。ハンターのアバターである彼に使いこなせるのか?またその神狩に神を屠る力が本当にあるのでしょうか?持つのが精一杯なでかさも気になる。

終わりに

今回も大ピンチないいところで次回へ続くという展開。軍曹やくノ一の火景とセクシーな新キャラが登場したり、ダンジョンでの冒険が始まったりと見どころが多かったです。
ネッドよりもこの世界の状況に詳しいと思われるアバターのコウサはまだ生身の本体が出てきていないのと、どこからこの世界にログインしてきているのかがまだ明かされていないのも気になるところです。