古見さん1巻表紙

『古見さんは、コミュ症です。』1巻感想。『デジコン』のオダ トモヒト先生が少年サンデーで連載されているコミュ症ヒロインコメディー。
コミュ症で友達がいない美少女の古見さんが、隣の席になった地味な男子高校生・只野君の協力のもと、癖のある個性的な同級生たちと友達になろうと奮闘する漫画です。

内容

進学校である私立伊担高校に入学した「只野仁人(ただのひとひと)」君。波風の立たない静かな高校生活を望む彼でしたが、入学初日の自己紹介でスベってしまう。そんな彼は学校のマドンナ「古見硝子(こみしょうこ)」さんの隣になってしまったことから平穏な学校生活とは遠くなってしまう。
隣の席の古見さんは入学したばかりで既に学校のマドンナ的存在になってしまった美人さん。彼女に話しかけるとドドドドと迫力ある表情で睨まれたり、落とした消しゴムを拾って上げるた時にはぶるるると震えたりとおかしな反応をする。

そんななか教室で眠ってしまった只野くんが目をさますと、誰もいなくなった教室の中で「なんで私…」とつぶやく声が。彼が起き上がるとそこには古見さんの姿が。逃げ去ろうとする彼女に只野くんは「もしかして、人と話すの苦手なんですか?」とたずねるとぶるぶると震えながら「ななななななななななな…」と反応し、彼女がコミュ症であると気づく。
只野くんは話すのが苦手である彼女と黒板で筆談し、皆と喋りたいという気持ちや中学生の時ひとりで食べるお弁当が辛かったことを聞き、彼女の一人目の友達になるのでした。

古見さんは話すのが苦手

ドドドドド

キングエンジンばりのドドドドドドドドド。学校一の美人でその美しさから周囲から圧倒的な人気を誇る古見さんですが、実は極度のコミュ症で人とまともに会話することができない。ちょっと話しかけられただけで凄い鼓動が。
そのキャラクターゆえかまともなセリフはほとんどないですが、話そうとして上手く話せないところが面白く(本人はちゃんと話そうと必死だけど)、ふっと見せる仕草や嬉しかった時の表現がとても可愛い。

黒板での会話

黒板で会話

只野くんと上手く話せずなんとか自分の胸の内を語ろうと黒板での筆談シーンが素晴らしかった。周囲とコミュニケーションをちゃんととりたいのに上手く行かないもどかしさと、どうにしかしたいと思う彼女の心が現れていてかなりくるものがありました。
ひとりで食べるお弁当が辛かったことや上手く話せないことへの不安を語る流れからの、黒板での会話のキャッチボールが良かったです。楽しそうなのも良かったですが最後に見せた彼女の赤面がたまらなかった。

古見さんの赤面

只野くんと友達になれてこの表情。恥ずかしさと嬉しさがあふれたこの表情と仕草がめっちゃ可愛かった。

終わりに

『古見さんは、コミュ症です。』1巻の感想でした。この漫画はラブコメじゃないんですが古見さんが見せる照れた表情とかそれに近い感じがしてラブコメ好きでも楽しめると思います。
1巻なので友達候補はちょっとしか出てないですが古見さんの夢は「友達100人」なので、まだまだ個性的なキャラが出てくるので楽しみです。