『校舎の天〈そら〉では悪魔が嗤っている』1巻感想。別冊フレンドで小山鹿梨子先生が連載されていた『校舎のうらには天使が埋められている』の続編で、eヤングマガジン連載のサスペンス。
校舎うらは現代の小学校でのいじめを題材としたサスペンス作品でしたが、新作の校舎の天は時代が昭和45年で舞台も孤島にある女子校なのが特徴。なので前作に登場したキャラクターは一切出てこないですが、蜂屋あいと同じ容姿のキャラ蜂屋安寿が前作のあいちゃんと同じようなポジションで出てきます。

女子校・聖ジュスティーヌ学院

『校舎の天では悪魔が笑ってる』は孤島にある名門女子校・聖ジュスティーヌ学院が舞台。何故かわからないが、そんな女子校が3年に1人だけ男子学生を受け入れているので主人公の近野航は教師から進められるまま入学する。
そこは教師が生徒のすることに一切口出ししない生徒会が快楽と苦痛をもって支配する場所であった。学院唯一の男子である近野くんは汚物扱いで、近野くんと会話や触れ合ったりした生徒は生徒会から咎人として処分されてしまう。

そらちまり

近野くんに幼くして亡くなってしまった弟を重ねる少女・曽良地真理。名前は前作の「曽良野まりあ」と似てるのでそこからかな?人の見ていないところではあるが、彼女だけは近野くんに対してまともに接してくれるがそれ故に生徒会に目をつけられてしまいます。

処刑

男と触れ合ったものは、十字架にはりつけにされ浄めの執行として謎の液体を飲まされる。このシーンでの身悶えする彼女はエロすぎでした。eヤンマガということもあるのかセクシーなシーンはけっこう多い印象。冒頭には濃厚な百合も。

蜂屋安寿

あいちゃんそっくりなキャラ蜂屋安寿。彼女が生徒会長(ミカエル)として学校を支配しているので前作のあいちゃんと劇中での位置はほぼ同じ。

生徒会

生徒会メンバーにはそれぞれ天使の名前が与えられその名前で呼ばれている。空席で姿を現していないサリエルという存在が気になるところ。安寿のセリフからは汚れ仕事をしてるっぽいし、既に出てきているキャラなのかもしれない。

菜々芽ちゃん似の子

菜々芽ちゃんに相当するキャラ出てこないなあと思ってたら、生徒でないキャラとして最後に菜々芽ちゃん似の子が出てきました。前作の校舎うらは菜々芽ちゃんが前面に出てくるまでは本当に胸クソ悪いだけのイジメ漫画だったので、彼女の登場で校舎の天も話が違う展開を迎えると思います。

宦官

女子の中に男がただ一人というのはライトノベルやアニメではハーレムとして描かれるけど、この漫画では怖いよ。このハサミの娘が特に怖かった。

終わりに

『校舎の天〈そら〉では悪魔が嗤っている』1巻感想でした。前作の信じていたものから裏切られて犬扱いされる少女の絶望感に比べればそれほど胸クソ悪くなる感じではなく、蜂屋安寿の一見天使のような悪魔の笑顔にゾクッとさせられました。