4040708806

『喰姫-クヒメ-』1巻感想。コミック版『境界線上のホライゾン』を描かれていた漫画家・武中英雄先生のオリジナル作となる伝奇ホラー。ドラゴンコミックスエイジから発売です。カバーイラストとタイトルから気になって読みましたが喰姫というタイトルからイメージされるとおりのグロめで恐ろしさのある作品でした。

あらすじ

大学生の男女5人がスキーの帰りに有名な廃墟で肝試しをしようと廃墟を訪れる。最初はみんな乗り気だったのに、着いてみるとあんまり行きたい気分になっていなく紀藤と早瀬さんの男女ふたりで廃墟に入る。そこには人の気配があり、奥に入っていくとそこには着物を着た妖艶な美女が。
紀藤が声をかけるも、その女を見た早瀬さんは血相変えて逃げ出す。そして女が襲いかかってきて早瀬さんが紀藤をかばって殺されてしまう。女は人間ばなれした身体能力で人間の首をいとも簡単にふっ飛ばし、流れ出る血をすする化物だった。
なんとか逃げようと入った部屋には白髪で着物を着た少女が一人。そこに化物が侵入しようと入ってきた瞬間、少女に尋常でない力で窓の外に投げ出される。廃墟から逃れることができた紀藤は仲間のもとに戻り、ことのあらましを伝える。紀藤を残して3人で早瀬さんの安否を確認するため廃墟に侵入、女と遭遇するも消火器で目眩ましされなんとかその場を逃れるが簡単に逃れられるわけもなくその後も危機が。

人を食らう化け物

image

男には妖艶な美女の姿に見え、女にはおぞましい何かに見える人を食らう化物。何故男には美女の姿に見えるのかが謎だが、美女の姿でなら向こうから寄ってくるから獲物が取りやすいからでしょうか?
1巻ではねね様と呼ばれる化物がメインで登場。力で仕留めるだけでなく、人をおびき寄せたり罠にかけたりとかなり狡猾。

謎の少女・キリ

image

謎の少女・キリ。白髪で着物を着た少女で、本人が言うには数百歳らしい。幼いころの紀藤に出会ったことがあるようで。可愛らしい容姿だけど彼女も他のやつらと同じだとすると本来の姿は…

image

彼女もねね様と同族のようだが、何故か敵対。同族を殺め追われる身。キリが何を考えてそうなったのかはいまいちわからなったが彼女は人を食らうのを断っているかのような節が。

終わりに

表紙のパカっと口を開いた絵が気になって読んだが、グロい描写が多かったものの楽しめました。ラストの絶望感が半端なかったがあそこからどうやって切り抜けるのか、もしくは全滅するのか。あまり長い物語にはならないような感じ。