マンガ大賞2016は野田サトル先生の『ゴールデンカムイ』が大賞に選ばれました。もう先週に発表されたんで今さらだけど、受賞作品などの感想を。

大賞は前述した『ゴールデンカムイ』。2位はファンタジー世界のモンスターを料理する異色のグルメ漫画『ダンジョン飯』、3位はジャズを題材にした『BLUE GIANT』、4位はTVアニメ化・実写映画化された『僕だけがいない街』。ほか選考結果は以下のとおり。

マンガ大賞2016結果

  • 2016大賞:野田サトル『ゴールデンカムイ』
  • 2位:九井諒子『ダンジョン飯』
  • 3位:石塚真一『BLUE GIANT』
  • 4位:三部けい『僕だけがいない街』
  • 5位:たかみち『百万畳ラビリンス』
  • 6位:沙村広明『波よ聞いてくれ』
  • 7位:眉月じゅん『恋は雨上がりのように』
  • 8位:安藤ゆき『町田くんの世界』
  • 9位:東村アキコ『東京タラレバ娘』
  • 10位:山本さほ『岡崎に捧ぐ』
  • 11位:イーピャオ/小山ゆうじろう『とんかつDJアゲ太郎』

個人的には4位に入った『僕だけがいない街』が最近ラストを迎えたこともあり、大賞とって欲しかったなあという思いもある。2014年に2位、2015年が4位という惜しい結果が続いていたのもあったしね。
2位に入った『ダンジョン飯』も好き。女の子が美味しそうに食べる漫画が流行っていて沢山グルメ漫画があるなか、スライムやマンドラゴラなどファンタジー作品には欠かせないモンスターを食材として調理するという意外性が大変面白い。

大賞作品はゴールデンカムイ

で大賞作品の『ゴールデンカムイ』について。これはめちゃくちゃ面白いね。アイヌ民族の隠した莫大なお宝を手に入れるため杉元佐一や、第七師団、実は生きていたいう設定で登場する老いた土方歳三などクセのあるキャラクター達が財宝がしるされた刺青人皮(囚人の肌に暗号が記された入れ墨がほられている)を巡って争う様を描いた作品。
ヒロイン?であるアシリパさんの顔芸や、グルメ漫画とも称されるほどに美味そうなアイヌ料理など魅了がいっぱいな上にギャグ漫画としても楽しめるっていう幅の広さがある。
以上マンガ大賞2016結果の雑感でした。

関連リンク
マンガ大賞2016