『淫らな青ちゃんは勉強ができない』1巻感想。『春木屋さんはいじっぱり』のカワハラ恋先生がマガジンエッジにて連載されているラブコメです。
主人公の青は官能小説家である父の影響で偏った知識のうえ、大の男嫌い。そんな彼女の前にクラスのリア充王・木嶋が告白してきて、それ以来彼を意識してエロい妄想ばかりという残念な少女のラブコメディーです。

なまえのゆらいはアオカンの青です

アオカンの青

主人公の堀江青は綺麗で成績も優秀だが極度の男ぎらい。男は野獣と思い込みクラスでも男をさけ、いつも一人。彼女は小学生の時に、イキイキと授業参観で名前の由来を「なまえのゆらいはアオカンの青です」と発表した頃から彼女の人生は名前のごとくブルーに。
名前を命名した彼女の父親は官能小説家の先生。エロ御殿が建つほどのベストセラー作家だが、そんな父に振り回されるのに嫌気が差し家を出るために提示された条件である有名国立大学への進学のため勉強を頑張っている。

そんな彼女に話しかけてくるイケメンでリア充王の木嶋くん。青は人気者の彼のことを嫌っているが、木嶋くんは彼女が思っているような人ではく純粋に彼女のことが好きなようで。

好きだ

もう近づいてきてほしくないと思い、彼のことが嫌いですと面と向かっていってやろうとするも逆に「好きだ」と告白される。告白された時の青の反応が面白く、あまりの動揺で無意識にブログに「木嶋木嶋木嶋木嶋(中略)おっぱい」と入力するほど(おっぱいってなんだよw)。

妄想爆発

でかいって

彼に告白されてからは彼のことを意識しエロい妄想が止まらくなっていく。手の大きな男性は巨根というクラスでの噂を間に受け、彼のものがどれほどの大きさか凄く気になる青。そして彼が居眠りしている隙に大きさを測ってみようと手を伸ばすが彼が起き触れず。

私の中には余裕なんてないし

噛み合わなさが面白い。普通は「私の中には余裕なんてないし!!」なんてセリフは、肉体的なスペースのことではなく心のなかって思うじゃないですか。でも彼女の場合はエロいことで頭がいっぱい。

調教

父に映画の教科書が官能小説(調教もの)にすり替えられればSM的な妄想に。純粋な木嶋くんと淫らな青ちゃんの会話シーンはほんと面白い。

まとめ

青ちゃんの妄想が止まらなくって面白いです。青ちゃんの幼馴染、高岡雅ちゃんが登場してきて三角関係になって恋愛方面でもこれから面白くなっていきそう。